他人事ではない!認知症とは?その症状と兆候を知ろう
下記引用記事では65歳以上の10%が認知症と言ってますが
それは病院で認知症と診断された数値が10%に過ぎないだけで
実際は予備軍というか水面下で発症し進行している人々は50%とも
言われています
まぁ、認知症で死ぬことはないから・・・なんてよく耳にする言葉ですが
とんでもない誤解です。認知症とは脳が衰退し脳細胞が消滅を続ける
病気ですので最終的には呼吸などの神経が侵されると人体は死滅します
認知症による歩行困難な方々も実際には数多くみられます
運動機能が次第に麻痺していきますので認知症特有の歩行状態や転倒状況
さえあります
最近、TVコマーシャルで高齢者の死亡原因の第三位が肺炎です
と医師が発表し、すかさず肺炎関連の医療薬品を宣伝するCMが流れて
いますが実態として高齢者が死亡する肺炎は誤嚥性肺炎が大半で、いわゆる
肺炎で死亡する高齢者は稀です
誤嚥性肺炎というのは気管支の機能が麻痺して本来なら胃に行くはずの
食物やつばが肺に入り発症する肺炎です。この原因は認知症が多く考え
られます
さて、その認知症の予防は・・・?
とか、その判断と対策・・・などとすると各種スポンサーの太鼓持ちの
ような安っぽい雑誌記事とかTVワイドショウの特集や二枚顔二枚舌の
評論家気取りになってしまうので、ひとりのアーティストとしての本音を
提示します
現代人は一応に心が病んでいます
その特効薬は<自然回帰>だと思います
日本は世界ダントツの長寿大国になっています
ところが実態はどうなんでしょう?
昔でいう恍惚の人・・・言葉も忘れ、もちろん歩くことも食べることもできない
寝たっきり老人が病院のベットの上で5年も10年も生活してます
多くが年金や生活保護を受給し病院の治療費等として費やされています
間違っても姨捨山を推奨しませんが、このような実態で誰が幸せなのでしょう?
スウェーデンやデンマークなどの北欧諸国の平均寿命は日本よりも10歳ほど
低いですが、日本のような寝たっきり老人はいません
加齢すれば体力も落ち、運動能力も減り、記憶も定かではありません
これが自然な姿です。今日の医学に基づく社会常識は人間の自然な姿を
強引に捻じ曲げている気がしませんか?
北欧では歩行困難になると病院が杖を薦めます
日本のように薬漬けにしたり妙な延命目的での外科手術などしません
体力をいっぱい使い、ついに歩けなくなって寝込むと自然に老衰で土に
戻ります。日本の昔もそうでした
日本の病院では嚥下不能と診断されると誤嚥性肺炎を避けるために食事が
禁止されます。すると喉か胃に穴をあけ直接流動食を胃に流し込む措置が
取られます。それでもタンが喉を詰めると窒息死するので定期的に機械で
タンを吸引します。管が喉を傷つけるので出血します。患者はこの頃には
口もきけないので目から涙を流し痛みをこらえています。このようにして
5年も10年も生きることが本当に幸せなのでしょうか?
私たちは、そんな人間性の欠如した社会を望んできたのでしょうか?
後、5年か10年もすれば介護の問題が大きく深刻な社会問題となることが
予想されています・・・、しかし、介護の問題の根本が間違ってませんか?
介護をする側の負担をリスクを軽減することばかりが議論されていくような
気がしてなりません。原点は、介護される人への感謝の念や愛情がどこかに
置き忘れられてませんか?
こんな介護制度や介護の議論こそが今日の姨捨山の実態じゃないのでしょうか?
介護の原点は被介護者が少しでも社会や家族へ迷惑をかけずに負担をかけずに
1日でも長く延命されることではありません
被介護者が物忘れがひどくても歩けなくても食べ物をこぼしても
そんなことは、どうでもいい!
少しでも余生を楽しんで少しでも満足できるように一人一人の気持ちの充実と
は何だろう?と周りの人たちが気を遣い、身体を使うことじゃないのだろうか?
と僕は思います
延命することが大事なのじゃない!
少しでも社会性を保つことが大事なのじゃない!
自然の中に永遠の命などない
時間の経過とともにすべてが流転し命は土から生まれ土に返っていく
そしてまた土から戻ってくる
自然を忘れた現代人は無意識に机上論で永遠の命とか永遠のパワーという
幻影を追い求めすぎ自然の摂理とか自然の法則という人生の原点を人生の
大事を忘れてしまったように見えます
http://mocosuku.com/201409302917/
長く続く高齢化社会に伴って、認知症患者の数が増加しています。少し前のデータでは65才以上の高齢者10人に1人が認知症とされており、現在ではこれを上回っていると考えられます。ここでは認知症について簡単に解説します。
認知症とはどんな症状?
患者数の年齢層から見ても、認知症と言うと加齢による物忘れと混同されがちですが、認知症の直接の原因は脳の神経細胞が減ってしまうことで起こりますから、単なる加齢による物忘れとは全く別のものです。そして、その症状にも違いがあります。
例えば、加齢による物忘れでは朝ご飯を食べたこと自体は覚えていますが、何を食べたかを忘れることがあります。これに対し、認知症は朝ごはんを食べたこと自体を覚えていません。
つまり、体験したことの一部だけを忘れる物忘れに対し、認知症は体験したことそれ自体を忘れてしまうのです。また、加齢による物忘れの場合は自分が物忘れをするという自覚がありますが、認知症は自覚がありません。
認知症には「中核症状」と「行動・心理症状」がある
他にも、認知症には特有の症状があります。それは脳の細胞が失われることによる直接の症状である「中核症状」と、本人の性格や環境、人間関係などの要因が絡み合って生じる「行動・心理症状」です。
「中核症状」では、前述の通りついさっき体験したこと自体を覚えていなかったり、症状が進むと以前覚えていたことさえも忘れてしまう記憶障害の他、時間や季節の感覚・自分の年齢や家族の生死に関する記憶などが失われる見当識障害、2種類の料理を並行して進められないなど自分で計画を立てられない・予想外の変化に対応できないなどの実行機能障害などが現われます。
一方、行動・心理症状にはそれぞれの性格や環境が関係するため一概には言えませんが、例えばうつ状態になったり「嫁が自分の財産を狙っている」といったような不安や妄想、そして徘徊などの症状が見られるようになります。これらの症状が見られると、介護する家族にとっては心理的な負担がより重くなるでしょう。
認知症の兆候とは?
しかし、認知症は早めに兆候に気づいて対処することで、その進行を遅らせたり、症状を改善させたりすることが可能です。
まずは認知症の兆候がないかを観察しましょう。例えば、同じことを何度も言ったり聞いたりする、物や人の名前が出てこない、探し物が多くなった、日付や曜日が分からない、勘違いや誤解が多くなった、被害妄想気味になる、身だしなみに気を遣わなくなる、ぼんやりしていることが多くなる、などといった兆候が見られたなら、認知症の初期段階かもしれません。
気づいた時点で早めに専門家に相談しましょう。