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香港デモ、若者たちはなぜ戦うのか(中)

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香港デモ、若者たちはなぜ戦うのか(中) |政治 2014年10月8日11:54  NETIBより 40年前の浅間山荘事件、よど号乗っ取り事件で 日本の若者の情熱は考案に奪われてしまったのか? ... 今回のHKの傘革命の主導者は高校生だという 40年前の日本は大学生だった 大学生を中心に高校生にも浸透を始めていた 40年前に左翼活動家たちが根こそぎに刈られてしまった だけではない、右翼活動家たちも公安の執拗なローラー 作戦で根絶やされてしまっている 浅間山荘事件などは公安に追い詰められた連中がヒステリー に走り狂気の内ゲバに出口を探したに過ぎない あの悲惨な事件を知った多くの日本人は理屈を飛ばし 一足飛びに活動自体を否定してしまい今日に至っている 公安は公安の立場がある その使命や存在目的に忠実に展開しているに過ぎず それに根絶やされたままでは余りにも不甲斐ない Shoichiro Ikenagaさんからのシェア https://www.facebook.com/shoichiro.ikenaga 香港デモ、若者たちはなぜ戦うのか(中) |政治 2014年10月8日11:54  NETIBより https://www.youtube.com/watch?v=Q23gZ9eFkuI <真の民主的な選挙を求めて>  今回のデモの第一義は、「真の普通選挙実施を要求すること」。2017年から全有権者の投票で選挙を行うことに決まった。前回の行政長官選挙では1,200人で構成される選挙委員会の投票によって選んでいたのに比べ、明らかに民主化に歩み寄った。しかし、この8月の全人代(中国における国会)で、新設する指名委員会によって候補者が制限されるという決定が下された。これでは選挙を行ったとしても、中国政府の意向を組んだ候補者が長官に就く可能性が高い。当初は民主的な選挙を行うというお触れだったが、ここにきて、中国側が選んだ候補者しか出馬できず、民主派は事実上、立候補から外れるというルール解釈に変わった。デモの参加者たちは、この全人代での決定を撤回することを求め、セントラルなどを占拠し続けている。  セントラルでデモに参加していた大学生のジョーカー・ユエンさん(英語名、22歳、男性)は、中国政府と香港政府が、前言を覆したことに怒りを感じている。「政府は、約束を守らなかった。中国政府の好きな候補者しか選挙に出ないというのはひどい。香港の基本法に書かれている法律を、中国側は、いいように解釈している。ここで、運動を頑張らなければ、政府はもっと好きなようにやる」と、政府が若者たちの要求を聞く姿勢を見せるまで声を上げ続ける。 セントラルに続く道路に集まった参加者たち。道路標示が書き替えられ、真の平和、自由、民主までの抗争の道は長いという意味になっている(左上) <今ある自由を保持するために>  6日、政府本部を占拠していたバリケードは一部、外され、政府本部には職員たちが通勤した。民主派の学生組織と、香港政府の間で、対話に向けた事前協議が進められ、週内に本格的な対話を行うことで合意した。ただ、学生組織はすべてのデモ隊を掌握しているわけではなく、どこに合意点を見出し、収束するのか、まだ道のりは困難だ。  連休が明け、デモに集まる人は減った。しかし、社会人たちも仕事終わりの合間を縫って、デモに参加している。女性3人で参加していたクリス・リーさん(英語名、23歳、女性)は、「毎日は来られないけど、本当の普通選挙を求めてできるだけ参加しています。27日に警察がデモ隊に対して催涙スプレーを使ったのを見て、許せないと思った。行政長官の選挙では、中国政府が決めた候補者ばかりでなく、自分たちが投票したいと思えるような民主的な候補者にも立候補してほしい」と、市民の選ぶ民主的な選挙の実行を望んでいた。  学校の勉強用具を持ち込んで、座り込みに参加していた20代の女子学生は、「街を封鎖、占拠するのは、他の人を邪魔することになって心苦しいけど、政府に対して譲れないこともある。中国に同化していってしまったら、“デモをする自由”は香港からなくなってしまうでしょう。声を上げ、市民が自由に意見を言うことができる言論の自由は、未来の香港に残したい。だから、今、デモに参加しています」と、未来の香港に、今ある自由を残したいという意思を行動に移した胸中を明かした。 <イエローとブルーで差別する警察に怒り>  このところ香港市民は、政治的に、イエローリボンとブルーリボンの2つのカラーに分かれる。中国と香港政府の意向を支持する親中派、反デモ派は、ブルーリボン。政府の意向を支持せず、現在、普通選挙を求めてデモを行っている民主派は、その意志を示すため、黄色いリボンを付けて活動している。  ここ最近、民主派(イエロー)か、政府支持(ブルー)かによって、警察の市民への態度、取り締まり方に差があるのだという。親中派は、何をやっても許されるという空気があり、事実、28日からのデモの最中に、デモに参加していた女性と口論し、胸を触るなどした親中派(ブルーリボン派)の男性は連行されたが、すぐに釈放された。ほかにも、同じような事例がいくつかあり、モンコックの封鎖で、親中派がデモ隊の男性に暴力を振るったが逮捕されたのは、大ケガをしたイエローリボン(デモ隊側)の男性の方だった。  イエロー(民主派)を冷遇し、ブルー(親中派)を優遇するという警察のやり方は、市民の猛反発を招いている。この傾向は、今回のデモでやり玉に挙げられている梁振英長官になってからエスカレートした。ある男子学生は、「彼らに自分の思想はない。上からの指示に従っているだけ」と説明した。デモに参加していた20代の女性は、「以前の香港警察は、正義感に基づいて行動していた。でも、今は違う。ブルーリボン優先で、ブルーを付けたら(親中派、政府支持)、たとえば、女性に痴漢をしてもすぐに許される。そんなひどい警察があっていいのか」と、怒りを隠さない。  警察や行政のやり方への不満が鬱積し、27日にデモ参加者に向けて使用された催涙スプレーをきっかけに、イエローリボン派の怒りが爆発。民主デモへの支持者が増え、香港返還以降、最大と言われる大規模な抗議運動につながった。 モンコック、親中派にバリケードを壊されそうになったが、学生たちが手をつないで保持モンコック、封鎖を解除しようとする親中派と口論になる民主デモ参加者(真ん中)。手首にイエローリボンが見える <過激だったモンコックは沈静化>  九龍サイド一の繁華街モンコックでは、メインストリートのネイザンロードの交差点付近をデモ隊が占拠し、一角をバリケードで封鎖している。普段は、交通量が多く、アジア有数の人口密度の高いところだが、付近の道路が通行できず、バスも迂回ルートを通っている。  道路封鎖後、いったん、整然としたデモ、占拠になりつつあったが、4日にはデモ隊と、デモに反対する側の市民(主に親中派)が衝突。非暴力を掲げていたデモ隊に対し、道路封鎖に反対する人たちが暴力を振るい、ケガ人が出た。  一部報道では、デモ反対派には、内陸系の暴力団が絡んでいるとの見方もある。「暴力を振るった人たちは、広東語ではなく北京語を話していた。香港人ではない」「自分たちが政府支持側なので逮捕されないとわかっていて暴力を振るってきた。やり方が汚い」「デモを妨害することでお金をもらっている連中もいる」など、冷静に活動を続けていたデモ参加者の怒りを買った。  ただ、市民のなかにも、政治的にはデモ隊を支持しながらも、「店が営業できない」「道路が通れなくて不便」などの理由で、モンコック一帯のバリケード封鎖に反対する人もいて、経済的な弊害を不安視する声も出ている。  5日には、親中派とデモ隊の間で、バリケード封鎖の撤去を巡って、小競り合いが起こった。民主的な政治への意思表示をするために後には引けない学生たちが、人間の鎖を作って、封鎖とデモ活動を保持したが、連休が明けた6日には、平日となったために参加者が減り、沈静化の様相を見せている。それでも、仕事が終わって駆け付けた若い社会人らで深夜になっても、多くの人が集まっていた。 モンコックは6日夜でもこの人だかり (つづく) 【岩下 昌弘】


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